誰もが使える印籠

個人とかもう誰に気兼ねすることもなくなった大御所になると、

楽観的な見立てになるのね。

で、組織に所属すると、途端に悲観的になるのね。

これ、コロナの場合だけじゃないですよ。

「誰が責任取るんだ?」

今の時代、このセリフが一番効く。

誰もが使える印籠みたいなもん。

国会で、企業で、PTAで、街の商店で、これを言ったら

相手をぐうのねも出ないほど、抑え込むことができる。

ただ、これが効くのは組織に属する人だけ。

自分の立場、地位を守ることに汲々としている人は、

このセリフに簡単に屈してしまう。

これ、どうにかなりませんか。

「誰が責任を取るんだ?」

このセリフを誰が言っているのがよく見ていよう。

そして、このセリフに誰が屈しているのか

よく見ていよう。