ハンセン病資料館を訪れて

国立ハンセン病資料館は、東京都東村山市にある施設である。

アクセスは西武清瀬駅からバスで10分、西武久留米川駅からバスで

20分などいくつかあるが、今回は最寄りのJR新秋津駅から

徒歩20分で向かった。 

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資料館入り口

2007年にリニューアルオープンされて、

中はとてもきれいだ。

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1Fロビー

 

2階が展示室になっており、3つの展示スペースがある。

 

 展示室1は、「歴史展示」でハンセン病の歴史を学べる。

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展示室1

展示室2は、「癩(らい)療養所」で療養所での患者の生活

について学べる。

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パネルで詳細な説明がされている

 

展示室3は、「生き抜いた証」で、差別と偏見にさらされながら

過酷な状況でも生き抜いた患者・元患者の姿が展示されている。

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豊富な写真で学べる

 どの展示も豊富な資料で、ハンセン病のあらゆる歴史を学ぶ

ことができる施設となっている。

 

常設展示のほか、特設ギャラリーが設けられたり、

元患者の体験談を聞けたりする会もあるようだ。

4月27日からは、元患者の作品展が催されている(7月31日まで)。

子どもたちにはぜひ訪れて、ハンセン病患者に対する

差別と偏見の歴史を知り、考えてほしいと思う。

そして、大人である私もこれからも考えていく。