日本社会にはびこるマッチョな男社会の弊害
これはいまだに根強くありますよね。
規律を守りながら競争に打ち勝つことが大事だと。
だから男たるもの育休なんてとらずにがむしゃらに働けよと。
これって実は高度経済成長の時代のスタイル。
その時代に幼少期を過ごしたのが今の管理職の年代の人たち。
高度成長の成功体験をもとに、これが正解だとして
教育してきた結果、大量の不登校を生み出している。
これを教育の側から変えていくのは難しいと思う。
経済的な観点から「マッチョな男社会」が残存している
会社でないほうが成長するということにならないとね。
社会の要請によって教育は変わる。
今はまだ、悪い言い方をすれば「兵隊」を大量生産する教育なのだ。
戦場では個々が思い思いの動きをすると統率が取れないから、
ある意味でものを考えない兵隊が必要。
だけど一般社会はそうではない。
駒(馬)ではなく、それを乗りこなす騎手が必要だ。