共感疲労と言う言葉を最近知った。
共感することで疲れてしまう現象だ。
たとえば、子どもが犠牲になる事故や事件が起きたとき、
かわいそうにと共感することがあるだろう。
このときには感情に刺激を受けるので、それなりに疲労するのだという。
かわいそう、つらいというのは心的ストレスになる。
これは元気なときには、なんでもなくて、すぐに忘れることができる。
ところが、疲れていたり、調子が悪いときは
心的ストレスとしてずっと心に残っていたりする。
思い出してまた刺激を受けるということがある。
すると、心が休まらず、疲れ切ってしまうのだ。
ニュースを見て、社会を知ることは大切だが、
自分が疲れているなと思ったら、意識的にそうした自分の感情に
刺激を受けるような情報は遮断したほうがいい。
やさしい人ほど疲れてしまうので要注意だ。