思い上がり

以前、自分は家事育児をやっていると思いあがっていたころは、

「そこらのイクメンと一緒にされたくない」

という気持ちがあったのですが、今はそんなことは思わなくなった。

それどころか、たいしたことやってないと思うようになった。

それは「名もなき家事」という概念を知ってからだ。

家事育児には、名前が付けられていない作業がたくさんある。

子どもの予防接種とか学用品を揃えたり、

衛生用品の体への害悪などを考えて選ぶ必要がある。

目に見える料理、皿洗い、掃除、洗濯、子どもの送迎ぐらいしか

やろうとしなかった。

そこに気づいてからは、「自分はやっている」と思わなくなった。

世の奥さんたちが起こるのは、旦那が他人事だからだろう。

もっと主体的に家や子どものことを考えてほしい、

そして、(実際にやらなくてもいいという人もいるが)

大変であることをわかっておいてほしいということ

なんだろうと思う。

そこがわかっていたら、言葉の端々にそれが出て

家庭はうまくまわっていくはずだ。