炎上させているのはごく一部

「誰が炎上に加担しているのか」

について最近、よく考える。

ある研究者によると、

「年収が高いとか、あるいは社内で課長、部長だとかある程度の

ポジションに就いたりしている人の方が加担しやすい」

のだそうだ。

割合としては、情報に触れた人の0.5%が悪意のある書き込みを

しているという。

0.5%というと、200人にひとりだ。

別のネット事情に詳しい人は、

「盛大に書き込んでいるのは5人程度」とも言っている。

またある芸能人は、自分のツイッターに攻撃のツイートをしてきた

人と連絡を取り合ったところ、多くが10代だったという。

どのテーマに書き込むかによって年齢は変わってくるのだが、

これらのことから想像できるのは、炎上させているのは

本当にごく一部の人間だということだ。

炎上していることについて、試しに街頭インタビューしてみると、

おそらく10人に一人も知っていないだろう。

ネットしか世の中を見る窓口がないと、ネットの中のことが

世界のすべてだと勘違いしてしまう。

いろんな窓口から世の中を見ないといけない。