「○○おじさん」は安易 

最近、気になっているのが、「○○おじさん」という表記。

有名なのが「子供部屋おじさん」だろう。

人間のある種の生態を示そうとするときに、

「○○おじさん」「○○女子」と固有名詞をつけることで、

認知性を高めようという手法はよく見る。

だが、こういうのは安易だという気がする。

特に「○○おじさん」というときは、

おじさんを揶揄しようとする悪意が丸見えなのが品がない。

みんなちょっとおじさんで遊びすぎだと、おじさんの私は思う。

おじさんは子どもや女性に比べて、揶揄してもいいし、

バッシングしてもいい存在なのだろうか。

始末に悪いのは、おじさん自身が自虐に使っていることだ。

そういう自虐はおもしろくもなんともないし、安易だ。

社会的に高い位置にいないおじさんほど、

丁寧に扱ってあげてほしい。