前日からの続き。
ここでいう運命とは、いろいろと諦めて生きる人生のこと。
夢が実現できる人はひとにぎり。諦めざるを得ない。
それに抗うことはできるはず、ということ。
そのために必要なことは2つ。
人と会って縁を結ぶこと、行動すること。
運命に挑むのだ。
人間もその他の生物と同様、最後は死んでいくだけの存在。
生まれては死んでいく、私たちが気にもとめていない小さな
生物と同じ。その点で見れば、人間の喜怒哀楽、葛藤、苦しみも
本当に意味のあるものは何もない。
けれどもその切なさの中で、いまある生をできるだけ有意義な
ものにしようともがくことはできる。
それこそが人間の最も尊い側面なのだ。