釜石へは震災後半年ぐらい経ったころだったか、
取材で訪れたことがある。
当時、「釜石の奇跡」と言われていた出来事を取材するためだ。
(今は「釜石の出来事」と言われている)
その釜石で行われたこの試合、
成長著しいウルグアイがやってのけた。
30-27でフィジーを土俵際で寄り切った。
ウルグアイはミスしてゲインを許しても
フィジーの1.5倍のタックルで防いだ。
抜かれても抜かれても戻ってタックルしたということが
見て取れる。
ウルグアイは体格的には小さい。
けれど、献身と運動量で勝ったわけだ。
ラグビーは、相手の強みを消して、自分たちの強みが発揮できる
土壌に相手を引っ張り込むことができれば勝つことができる。
これこそラグビーの醍醐味。
次のゲームもウルグアイに注目だ。