動き出したラグビープロ化 その2

ラグビーW杯では全国12の会場で行われる。

この12の地域をもとにしてラグビーのプロチームを

つくってしまおうというのが、

ラグビー協会副会長に就任した清宮克彦氏の構想だ。

12というのはやや多いという感じは否めない。

Jリーグは10チームでスタートした。

ラグビーも8~10チームで始めるのがよいのではないか。

プロチームは独立採算が基本であるから、

チケット収入が大きな柱となる。

そうなると、必然的に人口規模が大きな都市が候補になる。

3000万人以上が住む首都圏には、3チームはあっていいだろう。

熊谷、東京、多摩とか、東京、多摩、横浜などが考えられる。

全体8チームなら、名古屋、大阪、神戸、福岡、札幌を加える。

全体10チームなら、そこに広島や岡山など中四国に1つと、

京都に1つあってもいいかもしれない。

釜石など東北にひとつつくりたいところだが、

集客の面で厳しいのかもしれない。

スタジアムは、ラグビー専用を増やすは難しいから、

サッカーと兼用にしていく。

幸い近年はハイブリッド芝という、ラグビーを行っても

はがれない芝が開発されているので、実現できそうだ。

陸上競技場ではなく、ラグビー・サッカー兼用スタジアムを

ホームグランドに持ち、ホーム&アウェーで戦う。

全8チームなら14試合、全10チームなら18試合となる。

5か月(22週)の間に戦うのである。

こんな姿が本当に実現できるのか、ワクワクである。