「運動」と「体を動かす」の違い

前に「ラーメン屋や定食屋のおじいさん、おばあさんは
なぜ元気なのか」という記事を書いてから、その理由を
素人なりにつらつら考えている。
考えつく理由は、体を常に動かしているからというのと、
お客さんから「ごちそうさん、おいしかったよ」といわれることが
心の張りになっているのではないかということ。
心と体の両面から考えてみて、特に体の面については
これが理由なのではないかと思う。
運動と体を動かすのとは別で、前者は脈拍数が一定数値まで上がる
ことを指し、家事や育児などで体を使うことを後者と考えれば、
脈拍が上がるというよりも、体を使っているということが
元気の源になるのではないかと思った。
「運動はまったくしていない」という100歳超のおばあさんでも
家の階段の上り下りをしていたり、何らかの体を使う動作を
日常生活の中でやっているはずだ。
男のほうが平均寿命が短いのも、リタイアして体を動かさなく
なってしまったからではないだろうか。
体を動かすと血のめぐりがよくなる。血のめぐりがよくなると、
細胞に必要な成分がきちんと届く。
それによって老化をスローダウンさせているのではなかろうか。
人間も動物である以上、動く物である。
運動できればよりいいに決まっているが、できなくても
体は動かさないといけないね。