「捨てる神あれば、拾う神あり」
「捨てる」とは失礼だが、非正規社員の大量解雇の受け皿として
一部の大企業が社員を募集する。
タクシーの第一交通は６０００人、「白木屋」「魚民」といった居酒屋を
展開するモンテローザは最多で５００人、寮も用意するという。
こういう企業もあるんだ、と思って涙が出そうになった。
穿ったものの見方をする人は、「企業イメージアップの宣伝だ！」と
いうかもしれないが、宣伝のためにこんなことができるはずない。
すごいことだと思う。
非正規社員の契約を解除した企業もやむにやまれぬ事情があっての
ことだろうと思うけど、また会社の調子がよくなったら、
ぜひこういう企業をまねてほしい。
第一交通グループの創業者・黒土始会長は会社のＨＰで
「地域の繁栄は私たちの繁栄」といい、「人」が一番大事である
と書いています。
こんな人の本を書きたいと思う。
これからは、タクシーは第一交通、居酒屋は白木屋、魚民しか使わない！
それぐらいの気持ちで応援していきたいものです。
