結婚までのドラマ

高校1年生のときからの友人の結婚の報を聞いた。
そういう報告は何度聞いてもいいものだ。
さっそく、飲みながら話を聴くことにした。
だが、プロポーズから相手の女性の両親にあいさつに行くまでの
話は5分で終わった。
ある意味びっくりした。


ダイジェストすぎる!


思てたのと違う!!


んだもの。
もっと濃ゆい話を期待していたのだ。
たとえば、彼女に一回拒否されるのだが、何度も何度も口説いて
OKもらうとか、相手の両親に「敷居をまたぐな」といわれたりとか。
当然、そんな劇的なことはなく、淡々とことは運んだようでした。
でも、人には言わないだけで、それなりのドラマがあったのかもしれぬ。
いや、ドラマというのは激しい起伏のあるストーリーだけではない。
むしろ、淡々として何でもないようなことが本当のドラマなのだ。
虎舞竜も「何でもないようなことが〜♪」と歌っていたではないか。


そんなわけで、来月には結納、半年後には式を挙げるという。
ドラマが起こるのはむしろこれからなのかもしれない。
結末はハッピーエンドと決まっているから、
今度は安心して話を聴くことができる。