企業としてネックになるのは、一番は企業名が出ないこと
ではないかなと思う。
企業がトップリーグに参画する動機としては、
という要素も大きい。
たとえば、パナソニックのチーム名は、
「パナソニック・ワイルドナイツ」だ。
ゲームの前後でメディアで名前が連呼されることの効果は大きい。
しかし、プロチームになると、これがたとえば、
ホームグランドを熊谷にしたとすると、
「埼玉ワイルドナイツ」となり、企業名が出てこない。
もちろん、ジャージの胸にロゴは入るだろうが、
企業名が冠につかないことのインパクトは大きい。
当初、Jリーグでもこの点が問題だった。
しかし、一方でチーム名に企業名が入らないことで、
さまざまな企業からスポンサーを得ることができるメリットもある。
Bリーグには、スポンサーを300や500も
抱えているチームがあるのだ。広く薄く集めるわけである。
Jリーグ、Bリーグと根本的に違うのは、プロ野球(JBL)だ。
これは企業が宣伝広告費として、
チーム運営費を計上することが認められている。
(これは税法上の特別処置らしいが。ある意味で節税効果にも)
だから何億もの年俸を払うことができるのだ。
そのため、日本のプロ野球チームは、単体では赤字。