以前、こんなことを書いた。
アメリカの様子をリポートしたニュース番組で、
夕方放送のものは、日本人がアルバイトでもこう輸入を得ていることを
伝えており、夜放送のものは兼業主婦が生活費が高騰して
困っていることを伝えている、という内容だ。
これは日本人アルバイトの話が本当なら、
兼業主婦の収入も増えているはず。
だが、現実はそうなっていない。
業種によってインフレの恩恵を受けられる人と
そうでない人がいるということなのかもしれない。
インフレになると、人は現金をもっていると価値がなくなるから
物に替えようとして、物を買う。
需要が増えるからさらに価格は高騰する。
これが制御できなくなった段階がハイパーインフレだ。
1ドル30円になる世界が到来するという話をする人もいる。
そのとき、日本はどうなるか。
金融緩和をほどほどにやってきた日本は、世界は危機でも
安定飛行を続ける、ということになるといいのだが。