日本は自由の国 

フランスでのラグビーW杯を見ていると、気になる看板を見る。

「辛口」とか「SUPER TRY」の文字だ。

これはアサヒビールの宣伝らしい。

ラグビーW杯ではオフィシャルパートナーとして

ビール会社は1社しか契約できないみたいで、

前回の日本大会ではハイネケンだった。

今回アサヒビールがそこを勝ち取ったわけだが、

フランスではお酒の宣伝は競技場ではできないらしい。

そればかりか、本来は競技場でお酒を売ってないらしい。

今回は特例で認められたらしい。

だからか、開幕戦があんなに異様な雰囲気だったのは。

アメリカなんかもそうだが、公共スペース(たとえば道端)で

お酒を飲むのが法に触れる国はたくさんある。

日本はそれが許されるので、前回の日本開催のときには

羽目を外す外国人もたくさん散見された。

モラルの高い国では法律はユルく、そうでない国は厳しい。

法律が厳しいほど自由が制限される社会になる。

自由には責任が伴うのだ。

「自由は得たい、マナーは守らない」これはダメで、

マナーをみんなが守れば、ある程度の自由が確保される。

こう考えると、日本は比較的自由な国なのだとわかる。

法律でがんじがらめにされないために、

高いモラルと守っていく必要がある。