フランスと悔しいドロー

ラグビー日本代表は、フランス代表と相手のホームで対戦、
23−23のドローで終えた。
過去9回戦って一度も勝ったことの相手に引き分けは
よい結果のように思えるが、もう善戦はけっこうという思いもある。
ただ、スポーツというのは急に強くなるものではないので、
順調な成長の過程と見れば、まずまずの結果なのだと思う。
つい5年前までは世界ランキング8位のチームと、
こんな接戦ができるとは想像もできなかった。
2003年の第5回ワールドカップの予選プールで
戦ったときには、一時1点差に詰め寄るシーンもあったものの、
最後は51−29と突き放されての敗戦でした。
普通にやったらこれぐらいの差があるのだと思っていました。
しかも場所が相手のホームですからね。
ところが、相手の勢いのなさもあって、
何度もリードを奪ったし、トライ数でも勝っています。
選手には自信になったのと同時に、勝ちきれないのには
何かが必要と感じたことでしょう。
いま日本ラグビーは強豪国に仲間入りする歴史的に重要な時期です。
どんどん強くなっていく日本代表にみなさんも期待してください。