昔は「いやよいやよも好きのうち」というのがあって、
女性が嫌がるのは照れ隠しなのだという認識をもった
人も多かった。
いまはこれをやるとバツなのはわかりますね。
でも、この感覚を引きずっている人はいまだにいて、
権力を持っていたり、組織の中枢にいたりするから困る。
セクハラやいじめは、加害側が悪いのはいうまでもないので
いわないが、そのうえで被害者ははっきり「NO」という
ことが必要です。
詐欺なんかでもはっきりNOを言わないからあとでトラブルになる。
「本当に嫌です」「本当に止めてください」と言いましょう。
それくらいは言いましょう。
それが権力をもっている人に対してであっても、です。
そういう人がのうのうとのさばっている組織にたいした未来は
ありませんから、辞めて大丈夫です。
セクハラやいじめを受けている本人に言えなくても、
周囲の人に助けを求めましょう。
NOを言うことは自分を大切にすることにつながるのです。