いまの企業はとにかく新卒偏重で、25歳ぐらいまでの
若者を採用しようとする傾向がある。
それはまだ真っ白な学生をとったほうが企業の色に
染めやすいからという理由があるのだろう。
そうやって自社の色に染めて、金太郎あめばかりを
大量生産するのはどうなのだろう。
例えば、二十歳から3年ぐらい、困難な職場で
もまれた人のほうが企業にとってもいい人材になるのではと思う。
とにかくもっと人材の流動性があったほうがいいし、
チャレンジできる土俵をつくるべきだろう。
一度失敗しても何度でもやり直せる社会の風土が必要で、
それをつくっていくのは国民一人ひとりだ。