学校外の人が部活の指導をすることの利点はもうひとつある。
それは「部活指導がしたいために教師になる人を減らせる」ことだ。
部活指導がしたいために教師になる人は一定数いる。
これは本末転倒で、本来、教師は教科指導が本分のはず。
こういう先生の一部は、授業はお座なりにして
部活指導に心血を注ぐ。これで割を食うのは一般学生だ。
担任になって部活指導をしたい先生もいるだろうから、
ボランティアではなく、時間外労働してそれなりの報酬を得ながら
指導をしていくことが望ましい。
当然、やりたくない先生は部活動指導をしないで済むシステムが必要だ。
先生は部長として全体を監督し、
現場の指導は専門家が行なうのが最もよいだろう。
今後、もっとプロコーチが増えていくはずで、
こういう人たちをどのように要請していくかも課題になるだろう。