「受け入れる」と「受け取る」は違う

不寛容な社会だから自分は寛容でありたいと思う。

だけどそれができなくて苦しいという人は多いのではないか。

「不寛容な人を受け入れることなんかできない」と思う。

ある専門家は、「受け入れる」と「受け取る」は違うのだという。

他人と自分の違いを受け入れるのではなく、

受け取るだけでいいのだというのだ。

受け入れるのは、相手のことを認めて自分の考えを変えること。

これをやっていると自分がなくなり、苦しくなる。

自分は変えないで、だけど、無視したり排除しないのが「受け取る」。

違いを認めるけど、自分の考えは変えない。

これなら苦しくないはずだ。

「あの人は自分とは違うな。でもいろんな人がいるからな」でいい。

相手のことも容認し、無視しないでそれなりに付き合う。

それでいいんだと思う。