先日、二十数年来の知り合いであり、仕事上の先輩である方が、
肺気腫のため仕事ができなくなり、施設に入るとの報告を受けた。
私とは親子ほどの年の差があった。
つい数か月前に仕事を依頼され、
やらせていただいたばかりだった。
そのときは言葉がちょっと出にくい感じがありはしたものの、
仕事のことになると的確に指示を出してくださり、
やはりこの世界で何十年も生きている先輩は
すごいなと思っていたところだった。
確かにタバコはよく吸っておられた。
肺気腫はそれが原因かと思う。
昔のままのように見えて、実は物事は少しずつ変化している。
自分だってそうだ。
今まで一緒に仕事をしていた人が引退利したり、
亡くなったりすると、本当に寂しい。
まあ、それだけ時間が経ったということなのかもしれない。