なぜ太平洋戦争が起きたかを考える

一緒に仕事をさせてもらっている先輩編集者さん数名で
飲みに連れていってもらいました。
先輩といっても私より20〜26ぐらい年上です。
彼らと話すと、だいたい太平洋戦争の話になります。
編集者というのは、相当な博識の人たちが多く、
いつも勉強になることばかりです。
(酔って何を言っているのかわからないことも多いけれど)
私は高校で日本史を習っていないので、現近代史に疎く、
彼らの話についていけません。
なので、最近は太平洋戦争がなぜ起こったのかを自分なりに
納得するために、資料ビデオを見たり、本を読んだりしています。
いまのところ、わたしなりに解釈している戦争が起こった理由は、
以下の点に集約しています。


・日本は世界的な帝国主義軍国主義の流れに飲み込まれつつあり、
独立をおびやかされる危機感があった。
経済制裁されて、世界から孤立を深めていった。
・打開策として、東南アジアに資源を求め、
経済圏としての大東亜共栄圏構想を深めていった。
・最初は日本国の自主独立を維持するためであったのが、
欧米諸国並みの帝国主義を構想し、陸軍は北方に、海軍は南方に
戦線を拡大させていった。
・その過程には、「国家戦略の欠如」「リーダーシップの欠如」
セクショナリズム、組織の病理」といったいくつもの不運が
重なった。
・さらにマスコミを使って国民を煽った結果、真珠湾攻撃によって
日米開戦に踏み切らなければならざるを得ない状況に追い込まれていった。


これらの点をベースに、今後、さまざまな視点を加えていって、
自分なりの解釈を深めていこうと思う。