昨今、マスクを外すかどうかという議論が出てきている。
テレビの街頭インタビューなんかを見ていると、
「政府がはずせといってくれたらはずす」
という人が若者にも多くてびっくりした。
なんでも政府のいうとおりにします、ということ。
なんて従順な国民なんだ!
政治家にとっては夢のような国だよ。
ただ、「政府がはずせといってくれたらはずす」という言い方には
2つの意味があると思う。
ひとつは「政府がそういうなら安心だ」という思考。
もうひとつは「政府がいうことで免罪符ができる」という思考だ。
前者はマスクをつけるかはずすかの判断を政府に委ねてしまっている。
後者は、判断は自分でするけど、周囲から変な目で見られないために
政府に発信してほしいという思考がある。
私は後者の考え。
自分で判断するけど、面倒なトラブルを避けるためにマスクをする。
政府が外せと言ってくれたら、トラブルを仕掛けてくるような人
(「マスク警察」のような人)が相当減るだろうし、もしいたとしても
「国もこう言ってますよ?」と反論できる。
なんにせよ、国がどうとかより、自分で判断できるように
いつも自分の頭で考えておかないといけない。