責任がないわけじゃない 

「ロシアという国家がしたことであって、

ロシア人が悪いわけじゃない」

という人がいるが、そうだろうか。

ロシア国民に責任がまったくないとはいえない。

この点、ドイツはナチスを生み出したのは国民であるという

ことをしっかり認識しているという。

プーチンという人物を生み出したのは、

国民にも責任の一端はある。

たとえ私たちが想像する民主国家でなかったとしてもだ。

「リーダーを選んだのは自分たち国民だ」

こういう意識が国民には必要で、

だから政治に関心をもてという話になる。

民主主義は万能ではないけれど、

いまのところこれに代わる制度もないのだから、

平和のためにはリーダーは責任をもって自分たちで決める

という意識が必要なのだ。