臨界点はいつ 

いまロシアでは戦争反対を叫ぶのはもちろん、疑わしい行動を

するだけで警察に拘束されるという状態になっている。

毎日何千人という人が捕まえられているという。

この捕まった人たちがどうなるかというと、

もちろん、殺すわけにはいかないし、めちゃくちゃひどい扱いも

できない。

捕まえた人たちを収容する場所が必要だし、そこでは

暖房を入れて、食事を与えないといけない。

そんなに収容所に空きはないはず。

日本でいう拘置所、留置所のような場所が埋まった場合、

民間施設など別の場所を使うことになる。

そうなると、貧しい人の生活より良くなる場合もあるのではないか。

施設が限界に達すると、少しお灸を据えてすぐに釈放することになる。

すると、「捕まってもたいしたことにならんらしい」

という雰囲気がロシア国内に流れるだろう。

そうなると、拘束されるのを人は恐れなくなるはずだ。

これが臨界点に達したら何かが起こるかもしれない。

クーデターのようなものも可能性はなくはないだろう。

問題は臨界点に達するまでウクライナが耐えられるかどうかだ。