低かった投票率 

衆議院選挙が行われたが、毎回、与党の都合で解散するので

やれやれという思いで投票する。

残念なことに投票率は約50%であった。

私が午前11時ごろにいったときに投票所の手描きの掲示板では

投票率は8%だった。

投票率は60代が最も高く、20代、30代、40代、50代と

年代が上になるにつれて高くなる。

70代、80代になると、投票所に行くのが大変になってくるので

60代より少し落ちる、

年金、子育て、医療費削減みたいな話ばかりだと

若い人たちが興味を持ちにくいのはわかる。

周りの人の話を聞いていても、結婚、子育てしてようやく

投票するようになった人もいる。

旧民主党が政権を奪取したときには、投票率が7割になった。

みんなが行動すれば変化は起こせるのである。

投票率が低いということは、逆にいえば現状維持をみんなが

選んだということではないのか。

若い人の生活満足度は高いというデータが出ている。

彼らはSNSのフィルターバブルの中にいるから、

自分とかけ離れた生活をしている人と触れ合うことが少なく、

上昇志向が持ちにくく、現状に満足しやすいのだという。

「足るを知る」のではなく、知らないで満足しているのだとしたら、

不運という気がしてくる。