同調圧力は歴史の産物 

日本の同調圧力が強いのは歴史的な側面があります。

島国であり、農耕民族だったから。

これが関係している。

島国では気に入らなかったからといって容易にコミュニティの

外に出て行くことができない。

農耕民族はみんなと同じ様に助け合っていかないといけない。

突出している奴がいると、みんなが困る。

田植えのときは田植えを、稲刈りのときは稲刈りを、

地引網のときは地引網を、茅葺屋根の吹き替えの時はそれを

協力しないとコミュニティ自体が存続しない。

この意識はまだまだ強い。

なぜなら7割が農民だった江戸時代からまだ300年ほどしか

立っていないからだ。

ただし、もうみんなが農民である時代ではないのだから、

それほど同調してなくてもいいのではないかと思う。