「発症」は人それぞれ 

どうやら今までの調査では、「発症していない人から

他人に感染した例はない」ということのようである。

感染=体内にウイルスを取り込んだのに、発症しない

ケースはこれまでよくあるとされている。

免疫力の高い人は、ウイルスを体内に取り込んだとしても

ウイルスが増殖する前に撃退してしまうからだ。

だが、これをもって

「発症していない人から他人に感染した例はない」

というのを言葉通りに信じるわけにはいかない。

なぜなら「発症」というのはとても曖昧だからだ。

いつも元気な人が急にだるい、しんどいというときは

明らかに発症ということになるだろう。

しかし、いつも疲れていて、いつもだるい、いつもしんどい

という人は、どれが発症かわからないはずだ。

いつものようにだるくてしんどいので、ほっといたら、

実はコロナの症状だったということはありえる。

だから「発症していない」と思っている人でも、

他人にとっては十分発症しているレベルであるかも

しれないわけだ。

こうなると、誰もが新型コロナウイルスを吐き出している

可能性があると考えるしかなくなってくる。

早くこの状況を終わりにしたいなあ。