SNSでスポーツの感想を言い合う場面でよく議論になるのは、
「誹謗中傷」と「叱咤激励・批判」の違いだ。
誹謗中傷というのは、人格攻撃を指す。
「だからお前は二流なんだ」とか、プレー以外のところを
プレーと結びつけて批難する。これはよくない。
だけど、「こういう方法があった」「もっとこういう努力をすべき」
こういう内容のものは、「叱咤」「批判」となる。
そして、そのとき意識すべきなのは、
「これは面と向かって言えるかどうか」
について考えることだ。
「面と向かって言えないから書き込んでいる」というのは
卑怯なやり方なのだ。
ネットでも体面でも、言っていいことと悪いことがある。同じだ。
ネットに書き込むことでうさを晴らすのはやめといたほうがいい。
けっして憂さ晴らしにはならないから。
それよりもっと楽しいことを探したほうがいい。