FIREという生き方があるのだそうだ。
FIREとは(ファイア:Financial Independence, Retire Early)の
頭文字を取ったもの。
経済的自立によって、早期リタイアするということ。
経済的自立は投資によって行う。
リタイアとは会社勤めからの離脱という文脈らしい。
なので、会社勤めをやめても、自分探し的な仕事はするらしい。
本来は会社というよりも、労働に縛られない生き方みたいな感じ
なのでしょうね。
こういうのは年配の人にはまったく受け入れられない生き方だろう。
私は現在40代で、いわゆる就職氷河期世代の真っただ中の世代なので、
彼らの生き方には少し共感するところはある。
ただ、持続可能性のある生き方かどうかというと疑問。
持続可能性とはどういうことかというと、「みんながそれをできるか」
という疑問に答えられるかということだ。
FIREでは株式の配当などで20万円の利益が上げられることが
条件となっているのだが、これは誰か他の人が働いているから
実現可能であるわけだ。
ただ、経営者が富の再配分を社員にではなく、株主にしている
ことへの反乱としては、大いにやるべきだと思う。
ちなみに、FIREした人もアルバイトしたり、ボランティアしたり、
人や社会との関わりはなくしてはいないようだ。
そこも共感できるポイントである。