「行けない」のサイン

不登校、ひきこもりは逃げや甘えで起こるのではない」

今はこれが少しずつ世の中に浸透してきていると感じる。

実際に不登校、ひきこもりの中には、逃げや甘えでそういう状況に

なっている人もゼロではないだろう。

話によると、深夜までゲームをするので朝起きられなくて

不登校になっているという子もいるらしい。

学校に行けない問題があってゲームに向かっている場合と、

ゲームのほうがおもしろいから学校に行けない場合とあるから、

そこは慎重に見ないといけないだろうが、後者の場合もゼロでは

ないだろう。

でも、それはたぶんほんのごく一部であって、逃げや甘えで

行かないのではないのだと思う。

「行かない」と「行けない」は大きく違う。

「行けない」の基準としては体調不良になる場合だ。

この場合、「行けない」サインだと思っていい。

その場に適応する努力は必要だが、がんばって体調を崩すほどなら

そこは向いていないと思うこと。

自分を責めないことが大切だと思う。

どこまでががんばれるラインなのか、大人は慎重に見極めないといけない。