学校の一斉授業、単一目的を課すやり方は、
昔の兵隊を養成する方式であり、工場労働者を生む
近代的な手法の名残だと思う。
制服とか校則で一回、没個性にしてから、
浮き上がってくる個性を育てようとしている。
ところが、いまは浮き上がってくる前に
没個性が耐え切れずに学校を諦める子が出ている。
これだけ不登校が多いというのは、もう個人の問題に
することはできないということ。
これからはクラスも分解して、授業ごとに移動するように
したらいいんじゃないかな。大学みたいにね。
一応、クラスって枠組は残した上でね。
いまだって算数は進度別に各教室で行っている。
これを国語、理科、社会、音楽、図工にもあてはめたらいい。
学校は子どもの成長のためにある。
そこさえ外れなければ、どんなことだって可能のはず。