子どもたちがよく「お手伝い券」をくれる。
私の誕生日のときや、父の日などのときだ。
もらった券は、しまっておかずに使うことにしている。
実際、「じゃあ、これで」といって、風呂掃除を
やってくれとお願いしたら、
「え?」という顔をしていた。
「マジ、使うの?」と顔に書いてあった。
「それって、もらってありがとう、あははって
言って終わるものじゃなかったの?」という顔をしている。
それで冬季に風呂掃除をやってもらったら、
今度くれるときには、
「風呂掃除券 夏限定」と書いてあった。
最近は、ファミレスでくれるクーポンのように
「2020年 6月まで」と期限付きになった。
それでも、まだたまにお手伝い券をくれる。
子どもたちは自分でもお手伝いをしたほうがいいことは
わかっているのだが、めんどくさくて、やりたくないと
思う自分と葛藤しているんだろうなって思う。
ブーブー言いながら、最後はちゃんとやってくれるから、
たいしたものだと思う。