普通の毎日

やってくれました。

ラグビー日本代表が、スコットランドを28-21で下し、

ワールドカップでベスト8進出を決めました。

最初に先制されたものの、すぐに追いつき、逆転。

後半早々にもトライを奪って、28-7と大きくリードする。

しかし、スコットランドも意地の反撃。

2つのトライを奪って28-21となり残り24分。

そこからまあ粘りに粘った。

タックル、起き上がってはまたタックルの繰り返し。

最後はボールを奪って1分半つないでノーサイドとなった。

圧巻だったのは、2つ目のトライのシーン。

倒れながらパスを繰り出す「オフロードパス」を3本つないだ。

ミスしやすいこのパスをあえてやるリスクを選んだ。

まさにノーリスクノーリターンだ。

こんなことができるようになったのは、

途方もない時間をトレーニングに費やしてきたからだろう。

彼らは今年に入って240日も合宿を行った。

普通の毎日が、彼らにとっては地獄の日々だった。

今日の勝利は、今日に始まったことではない。

もう何年も前から始まっていたのだ。

毎日、差を詰めて、最後に追い抜いた。

そんな彼らの「普通の毎日」に敬意を表したい。

次は南アフリカとベスト4をかけて戦う。

返り討ちにしてやれ、ジャパン!