「善戦」で満足しない

本日は、ラグビー日本選手権大会の2回戦。
帝京大学東芝の対戦です。
結果は24−38で帝京大学の惜敗となりました。
先週NECと戦って勝ったので、よもやという気持ちはありました。
東芝とNECでは、トップリーグの成績で3位と10位という
違いはあれども、ほとんど実力差はないと思えるからです。
前半で相手の力強さ、スピードに慣れないうちに立て続けに
トライを奪われてしまったのですが、その後は徐々に慣れたようで、
後半は3トライを奪って19−17と優勢でした。
選手が本気で勝ちにいっていたのは、試合後、ほとんどの選手が
涙していたのでわかりました。
そこには「善戦OK」の姿はありませんでした。
格が上の相手とやるときでも、平常心で勝てると信じて戦うことが
必要ですが、それを実践するのは簡単なことではありません。
負けたとしても「よくやった」と言われるからです。
彼らは負けたときでも「よくやったよ」で済ましてこなかった。
だからこれだけの戦いができたのだと思います。
「やれる」「できる」「勝てる」と本気で信じて戦うことが、
大切なことなのだと改めて学ばせてもらいました。
この悔しさを晴らすべく、来年はさらなる高みを目指す姿を
楽しみにしたいと思います。