私は自分の仕事は、極めて効率的に行おうとしている。
単位時間あたりの作業効率を高めるのである。
メールのやり取りは、なるべく1本で複数の要件を伝える。
原稿を書くのも、1日8時間で集中し、30ページを書く。
これ以上やっても効率は落ちるから、別のことをする。
そうしてリフレッシュしたほうが、
次の8時間で同じパフォーマンスを発揮できる。
そんなことをやっていながら、無駄かもしれないことを
やってみてもいる。
それは地域や子どもの通う学校でのボランティアなどだ。
これらの活動は、目に見える成果や報酬はないが、
自分を広げる要素になる。
自分が得られるものには、有形と無形のものがあり、
最近はどんどん無形のものの価値のほうが高いと
思いつつある。
これを無視して効率しか言わない人のことを、
私は心の底から軽蔑していたりする。
そういう人にはあえて有形のものを寄越せと
挑戦したりする。勝負だよ。
効率的な自分と、非効率な自分が同居している。
矛盾しているが、それでいい。