成長

次女は、自分が気に入らない出来事があると、

癇癪を起すことがある。

子どもはみんなそうだけど、程度が少しひどい。

おそらくADHDの傾向があるのだと思う。

だからといって、どうってことはない。

自分でうまくそれと付き合っていけばいい。

そんな自分を受け入れて、うまく付き合っていく方法を

自分なりに編み出すことだ。

次女は、最近、癇癪を起した時、

自分ひとりになる時間をつくることにした。

二階に行ってしばらくすると、下りてきて、

落ち着いて話ができるようになった。

それはもう劇的な変わりようだ。

激高して見境がなくなってしまう自分と

うまく折り合いをつける術を手に入れたようだった。

小学3年生でそんなことができるようになったことは、

正直、驚きだし、すごいことだと思った。

この年代で自分との付き合い方をもう身に着けた。

こういう成長を見つけて、「すごいね、よくできたね」と

認めてあげると、嬉しそうな顔をする。

この子はどうやら大丈夫だ。