学校に行けない子に親は

昨年のこの時期は、次女が学校に行くのかどうか
ひやひやしていた。
7月にいわゆる「行き渋り」の状態になっていた。
案の定、9月になって2週間まったく不登校で過ごした。
でも、2学期の間にはかなりの時間を過ごせるようになり、
3学期のうちには完全に学校生活を全うできるようになった。
そういうお子さんをお持ちの親もけっこういることだろう。
家で次女に対してやったのは、
粘り強く話をして、いま自分がどういう状態なのか
その気持ちを聞き出していったことだ。
不登校にも段階があると思うけれど、
まずは子どもの気持ちを聞くのが大前提だと思う。
そうやって話をしているうちに、子どもも話すために
自分の気持ちを自分に問いかける。
そうやって自分で自分のことをわかっていく。
思ったのは、学校に行けても行けなくても
「あなたのことを大事に思っている」というメッセージを
言葉をかえながら、絶えず伝えていくことだ。
そして、そのことは学校に行っても行かなくても、
生涯変わらないということを伝えることだ。