次女の卒園式 

今日は次女の卒園式でした。
次女は満二歳児クラスにも通ったので、
計4年間をがっちり幼稚園で過ごしました。
次女はポテンシャルは高いものを感じさせる一方、
失敗を過度に気にして、最初から失敗しないように、
予防線をはる傾向があります。
失敗を過度に恐れるので、何かプレッシャーのかかる
幼稚園の行事が近づくと、情緒不安定になって
喜怒哀楽が激しくなるのです。
でも、年長になってからは、それがほんの少しずつでは
ありますが、激しさが緩和されていったように思います。
そういう自分との付き合い方を少しずつ覚えて
いっている最中なのかもしれません。
次女の通った幼稚園では、そのへんも含めて、とてもおおらかに
丁寧に見てくれるので、全幅の信頼を置いていました。
いま考えれば、少し幼稚園に頼りすぎた感じもします。
長女を含め、今年度で6年をこの幼稚園と付き合ってきて、
本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。
子どもの話を聞くこと、できるできないではなく、子どもの葛藤や、
自分自身に勝とうとしている姿勢を認めてあげることなど、
目には見えない子どもの成長を「よく見て」おくことを学びました。
子どもと一緒に親も成長させてもらったという気がします。
入園式では子どもが泣いて、親は笑顔だったのですが、
卒園式では反対に親が泣いて、子どもが笑顔でした。
幼稚園の生活が親子にとってどういうものだったか、
それが一番物語っていたように思った卒園式でした。