宗教について教えるべき

オウム事件や詐欺事件など、
新興宗教団体が起こした各種事件のせいで
日本では宗教アレルギーが強い。
いま必修化される道徳の教材をつくっているのだが、
もう「宗教」の字が出ただけで拒否反応を
つくり手側が示してしまう。
学校現場でもそうですよね。
宗教って言葉だけが出ただけで身構えてしまう。
まあ「政治」もそうですけどね。
なので、日本では公共の場で、政治や宗教の話題を
出すことがタブーみたいになっている。
議論なんてできないから考えることもない。
それが日本人の幼児性が是正されない理由ですよ。
ともかく。
そろそろ宗教について学ぶべき機会をつくるべきよね。
それぞれの宗教にどういう歴史と特徴があるのか、
歴史の授業の中で学ぶだけでは生ぬるい。
これは地域で学ぶべきだから、小学校にお寺の住職さんや
牧師さん、神職さんなどを招いて、こういう歴史と特徴が
ありますっていうのを教えてもらったらいい。
夏休み期間中に寺子屋みたいにして、子供も親も学ぶのです。
そうやって宗教のなんたるかを学んでおかないから、
大学生になって変な宗教に勧誘されて
あっさり入ってしまったりする。
子供に教える前に本当は大人なんだけど。