長男、年少に進級

長男が年少に進級したので、入園式に行ってきました。
進級なのに入園? というのは、この幼稚園は4年保育が
あるからなのです。
満2歳の子も幼稚園児のように扱ってくれるんですね。
まあ、保育園と幼稚園の間のような感じですが。
長男のクラスに行くと、今回の幼稚園の本の中でクラス通信を
使わせてもらった先生がいたので挨拶した。
先生としても大変喜んでもらったようでよかった。
この先生は園長より先にこの幼稚園に来た先生で、
30年ぐらいの経験がある。
その先生が「自分たちも迷うことがある。子どもに言っていることが
大人もできているだろうかと思うことがある」
と言っていたのが印象的だった。
こんなベテランの先生でもそう思うのかと驚いた。
でも、自信満々ではなく、謙虚でいつでも自分たちのやり方は
本当に合っているのか、点検しているからこそ、この幼稚園の高度な
指導が成り立っているのだろうと思った。
この幼稚園は、子どもを指導しながらも、その反応や効果を点検し、
どう育ったかを考え、それをさらに現場の指導に生かしてきた。
その意味で、「子どもから教わった」と園の関係者は言っている。
幼稚なことをやることが幼稚園と思われているなかで、
子どもから教わることを徹底できるのは、本当にすごいことだと思った。
今回の本は、自分としても仕事のやり方を教えてもらったとさえ思った。
幼稚園に頼りすぎず、あと3年、
園と二人三脚でしっかり長男を育てていきたい。