上司の仕事は部下のやる気をアップさせることだと
考えられている節がある。
だが、アメリカだとやる気をアップさせるのは、
個人の課題であって、上司の問題ではないらしい。
やる気をダウンさせるのは上司としてダメだけど、
アップさせることはできないという考えだ。
日本では社長が中間管理職に、部下のモチベーションアップを
評価基準にしているところもあるだろう。
でも、それを中間管理職に求められても大変よね。
部下がモチベーションアップできないのは、
夢や希望がないからなのだろうね。
自分がこれをやりたい、こうなりたいというものがなければ、
仕事が単なる食べ物を買うお金を稼ぐ行為になる。
こうなると、事に仕えるではなく、金に仕える「仕金」になる。
これをやりたいというとき、それが大きなものになるのは、
他人とのかかわりとの中でだろう。
山奥で誰ともかかわらない生活をしたいというより、
他人の役に立って、感謝されたときのほうが、
よっぽど幸せ感は大きいだろう。
自然も含めて、もっと大きな意味で世界を見たほうが、
モチベーションはアップする。
これは間違いない。
