「助長」の故事

中国古代の宋にまじめな男がいた。
隣の苗が青々と育っているのをみてうらやましく思った
その男は、自分の苗も早く成長させようとして、
先っぽを少しずつ引っ張った。
すると、翌朝、自分の苗は全部枯れていた。
転じて、不必要な力添えをして、事態を悪化させることを
「助長」というようになった。
子どもの家庭教育に関しては、この「助長」というのは
やってはいけない典型ですね。
ただ、どれが「必要」で、どれが「不必要」かは
判断が難しいのも現実。
やはり幼児教育を専門とする先生とか、
学校の先生などの話を聞いて勉強する必要がある。
自分の経験でこうだったからというのも重要ですね。
「子どもの成長にとってどうか」を
常に念頭に置いて、子どもたちとかかわっていきたいものです。