やってみせて、褒めてやる

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の266


やってみせ、言って聞かせて、させてみて、
ほめてやらねば人は動かじ
山本五十六


山本五十六は、太平洋戦争時に連合艦隊司令長官を務め、
真珠湾攻撃を指揮した人物。
小説、映画などでも取り上げられることの多い人だ。
この名言も有名。
教育のなんたるかを的確に言い当てている。
ビジネスにおける教育と、子どもの家庭での教育なんかは
ほとんど重なる部分があって、仕事で部下のいない私は
家庭での子どもの教育のヒントになる。
子どもに何かやらせようと思ったとき、
何か意味づけをしてやらないと子どもは動かない。
子どもは、自分が好きなことは意味がなくてもやるが、
興味のないことをただやらされるのは嫌う。
ひらがなを覚えさせようと思ったら、単に練習帳で
練習させるのではなく、「手紙を書いてみよう!」と
言ってその気にさせたりする工夫が必要になる。
そのとき、書いて見せて、「よく書けてるよ」と褒めてやる。
すると、喜んでまた次もやろうとする。
やってみせる、褒めてやるというのを忘れがちなのですよね。
言って聞かせるだけで、やるようになったら誰も苦労しない。
工夫が必要で、こっちも頭を働かせないといけない。