働き方はそれでいいか

世の中というのは、すぐには変わらないものだ。
私が仕事を始めた18年前ぐらいから、
「労働時間を短縮して、効率的に仕事をするべき」
「残業ばかりやっても成長しない」
などと言われていたが、まだそれを言っている。
同じ時期に、男も家事、育児をすべきという論があったが、
いまだにそれをいっている。
多少、そういう傾向も出てきているけど、
まだまだだなあと思う。
ずっと言い続けて、やっと変わる気配が出てくるかどうか。
だから変化というのは途方もなく難しいものだ。
難しいからこそ、言い続けなければいけないのだが。
18年経ったら、22歳で社会人になった人は40になり、
40の人は58になり、50だった人は68になる。
ということは、当時頭の固いといわれていた50代以上の人が
いなくなっても、社会はあまり変わっていないということだ。
ということは、若い人がそういう人たちの価値観を
継承していっているということだ。
自分の働き方を顧みて、
本当にそれでいいかどうか考える必要があるね。