生きづらさの象徴

京都府が行った調査によると、ひきこもりは40代以上が33%という。
内閣府は昨年9月の調査でひきこもりの人が全国で54万人いると
推計したが、40歳以上は含まれていない。
もしひきこもり全体に40代以上が本当に33%もいるのなら、
残り67%が54万人に相当するので、ひきこもり全体は
81万人ということになる。
大変な数字だ。
この話題になると、だいたい親戚とか知り合いにそういう人がいて
という話になる。それぐらいいくらでも転がっている話なのだ。
きっかけは登校拒否が多い。
登校拒否の理由はおそらくいじめが多いのだろうと推測する。
いじめる子も自己評価が低く、自己肯定感が少ない。
家庭や学校、社会でうまくそこが育まれてこなかったからなのだろう。
将来的には、自分のスキルを行かして、ひきこもりや不登校の子たちの
自己肯定が育めるような取り組みをやってみたいとも思う。
ひきこもりが増えているのは、社会の生きづらさの象徴だろう。
どこにその根っこがあるのか、考え続けていきたい。