本を出したら信用されるか

「本を出した人」というと、信用されるということが、
まだあるのだなと思う。
医者という人たちは、権威主義なところがあるようで、
本を出している人は医者には信用されやすいんだそうだ。
まあ、一般的にも本を出している人というと、
なんとなくすごい人みたいな印象はあるだろう。
でも、本をつくっている立場からすると、
本を出すのはそれほど難しいことではないと思う。
いまなんか小学生でも本を出すしね。
自分の仕事や趣味の世界を極めていけば、
それなりにおもしろい本ができると思う。
そうでない人は、特異な経験を本にすることができるだろう。
たとえば、1年で50キロやせたとか、
60歳になってから司法試験に合格したとか、
南米大陸をロバと一緒に歩いたとかだ。
自分はできないし、やりたくないけど、そういう経験をした
人の話というのは聞いてみたい、という人はそういう本を
買って読むと思うから。
年末年始は、本屋さんに行って、そういう本を1冊でも
読んでほしいなあ。