リーダー不足

川淵三郎さんがバスケットボール界の仲裁に乗り出したり、
カルロス・ゴーン三菱自動車の復活を目指したりと、
何度も同じ人が登場するよね。
一回成功すると、また同じ人を起用しようとする。
若い人、新しい人に任せてみようっていうのがない。
リーダーの資質を持ち合わせた人材の不足もあると思うが、
そういう人材を育ててないってこともあるんではないか。
最初から能力のある人に任せようっていうんじゃなくて、
能力を開花させてあげなきゃね。
これって、過度に失敗を恐れる社会だからだよね。
最初だから失敗することもあるよねっていうのがない。
失敗して、リーダーも育てていくもんだろう。
なんの責任も負わない、私のような外野からはそう見える。
リスクのないところには責任はない、
責任のないところに成長はない。
リスクを負うから責任が発生し、その責任をまっとうしようと
奮闘努力するからこそ、人は成長できる。
余裕がないっていうのは、不幸だね。
余裕っていうのは、お金じゃなくて、精神のことだけどね。