「結婚して子どもをつくる」を考える?

「リスク」
現代社会はこの言葉が蔓延しているね。
最近は「結婚がリスク」とか、「出産はリスク」なんて、
経済とかビジネス場面以外でも目にする。
リスクとは、危険の意味。
最初は投資の話の中で出てきた言葉だったと思うが、
それがビジネスの現場でも普通になり、
今では一般社会に降りてきた。
ニュアンスとしては、「危機に及ぶ可能性」とか
「不確実性」ぐらいの感じかな。
結婚できない、しない男、
結婚できない、しない女を扱った記事が散見される。
どれも自分本位の打算と損得勘定ばかり。
やれ趣味にかける時間とお金がないだの、
他の人が選んだインテリアの部屋には住めないだの、
どうでもいいことばかりが理由に挙げられている。
思いつくだけでも晩婚、少子化の理由はいくつもあるよね。
よく言われるのは、結婚相手の選択肢が多くなったので、
逆に選べないということ。
ビジネスでも選択肢が多くなると、
あっちのほうがよかったのかも、こっちのほうがいいかも、
今後もっといい人が現れるかもと思って決断できない。
男性の収入が増えていないというのもあるだろう。
少ない収入では妻子を養えないと考えてしまう。
あと、離婚は失敗だと思っている、というのもあるだろう。
これらについて一つひとつ考えてみたい。